裁量労働制拡大を擁護する平井文夫解説委員を解説してみる(渡辺輝人) - Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュース 個人
10Picks
コメント
注目のコメント
リストラをした企業の収益性(ROA,ROE)は低下する、収益性(営業利益増加率)は低下する、生産性(労働分配率)はどちらともいえる、という研究結果がある。
たしかに、リストラや労働争議、内紛など会社の状況が不安定にると、製品品質は悪化し、退職者が増えることで、顧客へのサービスレベルも低下することが経験的に分かる。
つまり、従業員が安心して働け、満足度が上がることは企業業績に正の効果がある。にも関わらず、企業の教育支出は激減しているそうで、人財は有名無実のスローガンになっている。
裁量労働が「生産性」を向上させることについて根幹の客観的論証はない。
従業員の自由裁量や満足度を考えるなら、業績範囲・業務プロセスや結果評価・報酬体系の明確化といった、複雑な問題について、経営者のコミットメントが不可欠だ。その違反には、罰則も必要だ。
業務量や内容は変えず、「君に任せる、自由にやって、報酬は変えないから、工夫して」といわれたら、やる気がでるか?
真面目な人ほど、頑張るから、メンタルを壊し、あるいは過労死の道へ向かっていく。
![アプリをダウンロード](/resources/images/banner-app-download.png)