【完全図解】大企業を受ける前に、知っておきたい3つのこと
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「なんで大企業の人事部長の座を投げうって、起業したんですか?」
私が前職を51歳で退職して、人事コンサルタントとして会社を起業したとき、多くの方からこの質問を受けました。
なかには、人事部で色々と厳しいことをやったから、その罪滅ぼしでやめたのでは?と考えていた方もいらっしゃるようです。
もちろん、理由はそうではありません。
何が決め手だったかというと、自分が「すべきこと」、自分が「できること」、そして自分の「したいこと」が完全に一致したからです。
この3つが重なると、人間はものすごいチカラを発揮すると研修で話したことがありましたが、いざ自分がその状態になるとその素晴らしさを実感します。
記事に述べられている自律状態には色々あると思いますが、私はこの3つの円が重なる部分に、真の生産性向上があるように思います。
新卒で入社したらまず、自分の「できること」を増やす、あるいは「したいこと」を実現するスキルを身に付けると良いでしょう。
長く仕事をしていくうちに、次第に自分の「すべきこと」が見えてきます。
それが、我々がこの世の中に生まれてきた意義につながっています。
私は、この3つが重なった結果、「したいこと」が企業の一員では実現不可能と判断したため、独立して起業する道を選んだという訳です。
自分をじっくり育てあげるという意味においては、どこで働くかはあまり関係がありません。
「できること」と「したいこと」をスパイラルアップさせて、自分が生まれてきた意味である「すべきこと」を見つける旅をスタートさせてはいかがでしょうか?
Bon voyage!就活生にとって勉強になることが多い記事だと思います。安倍総理の働き方改革はとても分かりやすい例ですが、世の中言われた通りに受け止めない方が良いことが多いです。ニュースも、企業の説明会も、就活本の情報も、政治家の発言もマスコミの報道も。自分の頭で考えて咀嚼すべきだと思います。
加えて「狭い範囲で考えればAを選ぶべだが、広い(時間的に長い)視野で見ればそれは得策ではない」ということも多いです。
ここでは1つ典型的な事例を。企業選びの難しさを感じてください。
考えてみてください。自分が安定志向だとします。安定志向でA社を選ぼうと思う、周囲の人間も安定志向でA社を選ぼうとしているらしい。この時に「私だけじゃなくて、安定志向でA社を選ぶ人は多いんだ」と安心したら、危険です。
安定志向の人ばかり集まる会社が、今後も安定だと思いますか?安定志向の人ばかりが集まる会社だと変化が起きづらいし、先輩たちもそういう人が多いなら尚更変化は起きません。この変化の早い時代にそれが安定なのか、考えれば分かると思います。
最後に、就活生がすることとして自己分析と企業研究、業界研究がありますね。(名前が好きになれませんが)
これに一歩進んで「社会全体がどうなっていくのか」を考えるようにすると、一気に視界が開けてくると思うのです。っていうか社会が今後どうなるかを考えなければ、衰退する業界を選ぶ可能性だってあります。大企業で働いていたとき思ったのは「自分ひとりが休んでも企業は回っていく」ということ。
大きな歯車の中のひとつの自分。どれだけ活躍したとしても代替可能というか、企業が揺らぐほどの影響力を20代から持つことは不可能でした。
その一方で、中小企業での経験、起業を経験してみると、チームの母数が少ないから、ひとりの影響力はかなりあるんですよね。「休んだら本当に困る!」「辞められたら事業がヤバイ!」とか、若手でも相当な存在感を示すことができます。
この「必要とされている」「自分だからこそ」という環境が、やりがいや創造力につながるのだと、実感しています。