[東京 14日 ロイター] - 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の107.20/22円。一時107.01円まで下値を切り下げた。

朝方107円後半で推移していたドルは、仲値公示通過後に弱含み、107円前半に突入した。昨年の安値107.32円が意識されるなか、ドルは正午にかけて同水準を割り込み、下げ幅を拡大した。

市場では「3月の利上げ確率が低下する一方で、米長期金利が2.8%台で高止まりするなど、何を見ていいのか分からなくなってきた。とりあえず株価の下げに同調してドル/円は下げた」(FX会社)との見方が示されていた。