[東京 14日 ロイター] - 菅義偉官房長官は14日午前の記者会見で、「為替の安定はきわめて重要。緊張感をもって注視している」との認識を示した。為替水準そのものは「コメントは差し控えたい」とし、具体的な言及を避けた。

内閣府が同日発表した2017年10-12月期の国内総生産(GDP)1次速報は8四半期連続のプラス成長だった。景気認識について、菅官房長官は「世界経済は堅調に推移しているとの認識に変わりない」「日本経済のファンダメンタルズは確かなものになっている」と語った。

その上で「(経済成長を)さらに確実にするため、経済運営に万全を期していきたい」と述べた。