[デイトン(米オハイオ州) 13日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は13日、FRBは金融の安定に対するリスクを引き続き注視するとともに、2007─09年の金融危機後の金融規制における本質的な改善を維持するとの考えを示した。

パウエル氏はこの日、FRB議長就任の式典に臨み、家族や知人が出席した。同氏は今月初め、正式に議長に就任した。

パウエル議長は「(FRBは)金融規制における本質的な改善を保ちつつ、できる限り効率的な金融政策の運営に努める。金融の安定に対するリスク発生に引き続き警戒する」と語った。

最近の金融市場の混乱にははっきりとは触れず、金融政策の見通しについても言及しなかった。

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