教育先進国デンマークはなぜ「教える」という概念を捨てた? - NEWSポストセブン
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21世紀型教育の必要性は欧米では1980年代から、日本でも2000年代から必要性がうたわれていたが、日本ではまだアクティブラーニングがはじまって間もないくらいの遅れ具合。
ただ単に批判で終わりたくないけど、先生の役割がファシリテーターという点には同意。
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デンマークは、先生を「ティーチャー」と呼ぶこともやめた。生徒が自分で考えることを助けるという意味の「ファシリテーター(促進者)」に変えたのである。
21世紀は答えのない時代である。そこで生き抜いていくためには、自分で質問して答えを予測し、他人と議論する中でリーダーシップをふるって答えに至る道筋を見つけられるようにならねばならない。しかし、今の日本の教育制度では、そういう人間を育てることはできない。逆に言えば、21世紀の世の中で通用しない人間=AIやロボットに置き換えられる人間しか育てていないのである。年長の娘をもつ父です。学校という軍隊のようなシステム(学習指導要領)に不安を感じつつ、ピーターフランクルさんや宮本哲也さんのような考え方を取り入れながら娘の教育に取り組んでいます。学校の必要性については以前からも考えていましたが、日本の教師がファシリテーターに変わっていくのであればちょっと楽しみです。「教えない教育」というか暗記だけに頼ることなく、問題に対してあきらめず最後まで考える力を育てる学校がたくさんできてくることを期待します。そうでなければ親がその部分を補うしかないのですから。