三菱重社長、「戦闘状態乗り切るめどつける」まで続投
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今朝、三菱自動車株の譲渡観測報道の出た三菱重工が2017年4-12月期の決算を発表しています。ターボチャージャーやフォークリフトの伸びに支えられ、足元の損益面が増収増益基調であることを確認できる内容です。
しかし、今後の業績の指針となる受注高は対前年同期比▲787億円(▲3%)減(通期予想は▲6%減)となり、パワー部門では同▲480億円減少しています(その他は防衛航空機▲440億円減が大きい項目です)。
記事によれば課題に立ち向かう「戦闘状態にある」とのことです。MRJについてはその通りだと思うのですが、失注リスク以外にも納期変更に伴う追加負担の可能性が(前回の決算短信と同様に)決算資料で触れられています。
またパワーの受注減については、市場環境要因が大きいと思われますので戦闘態勢になれば即効性のある回復につながるとは考えにくい気がします。
今後を睨んでと思いますが、現在取締役常勤監査等委員の泉澤さんが6月以降Chief Strategy Officeという肩書きの代表取締役になることが発表されています。
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120180206464633.pdf
三菱自動車株の譲渡について追加情報は今のところなさそうです。
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120180206464628.pdf
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