己の課題を訴えた自己PRに「ありえない!」 何を伝えたいのかわからない就活生を人事が一刀両断
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企業がなぜ、自己PRを面接の冒頭に実施するのでしょうか?
理由は、候補者の『メタ認知能力』を知りたいと考えているからです。
メタ認知能力とは、物事を認知している自分を認知する能力、つまり自己客観視能力の高さを確認しているのです。
組織が成果を出すためには、全員がチームとなって仕事をしていく能力が求められます。
若いうちは、色々な経験しながら能力を伸ばしていくわけですから、自分に対するフィードバックやアドバイスをきちんと認識し、自分の糧にしていく必要があるわけです。
メタ認知能力が低いと、何かの課題に直面した時、心の中では『それは自分のせいではない』とか、『あいつが仕事をやらないからだ』というような考えにつながっていきます。
自分の課題として認識出来ないわけですから、組織人としての成長の機会も限定されることになります。
他人のことを評価するよりも、自分のことを正しく評価することの方が、はるかに難易度は高いです。
ですから、今でも自己PRを取り入れている企業があるのです。
自分らしい自己PRをする準備としては、
①自分ができること、できないこと
②自分がしたいこと、したくないこと
これを思いつくままに書き出して、眺めてみることです。言わば自己認知能力のトレーニングです。
就職活動は個人と会社の出会いのようなものです。受かった/落ちた、という表現よりは、縁があった/なかった、という表現の方が的確です。
まずは、背伸びせず自己分析して、本当の自分を棚卸してみると良いでしょう。
注目のコメント
3分という短い時間の自己PRなら、本当にシンプルに、伝えたいことを1センテンスまで絞って伝えるべき、ということかな。ごちゃごちゃ言って結局なにも伝わらない、だと感想すらもらえないということか。中身も大切だけど、まずは伝わらないとしょうがない。