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【コマツ・坂根正弘】日本のエネルギー政策の課題をすべて話そう

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注目のコメント

  • エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

    斎藤陽さんが、核燃料は自給できないのでおかしいとコメントされていますが、私もそう思いますが、一応国際的には原子力は自給率に加えて計算するのが一般的ですので、用語として必ずしも間違っているわけではありません。

    これは「自給率」という指標を何のために取るのかという事情によるもので、政治的に急な供給途絶があった場合の脆弱性を示すのが目的であり、1年以上燃料交換なしに稼働可能な原子力は自給率に入れて計算されることが多く、これは日本以外でも同じです。


    坂根分科会長が、

    「化石燃料枯渇後は再生可能エネルギー以外には原子力の使用済み燃料の再利用しか残されていないというのが私の結論です。」

    と仰っているので、この人選だけでエネルギー基本計画の改訂内容は推してはかるべし。


    今年最大の課題である原子力の問題は、12/26の分科会で議論されたためか、国民的な議論になったとは言えないだろう。政府からすれば、静かな環境で決めたいというパターナリスティックな思惑もあっただろうが、国民の覚悟なき原発継続という選択は、将来に禍根を残すのではないかと私は危惧している。

    分科会委員からも、国民とのコミュニケーション不足が指摘され、今回はパブコメの前に「意見箱」なる意見投稿フォームが用意され、1月から運用されているが、それほど周知されているとは言いがたいし、これは双方向ではなく、エクスキュースでしかない。

    2017年末、「水素基本戦略」が策定されたが、2050年の絵姿において水素がどの程度定量的に扱われるかも見ものだ。(私なら絶対に事務局やりたくない)


    難しい問題であり、大変なご苦労があると思われるが、エネルギー政策は極めて政治的なイシューであり、本来的に経産省の審議会などで決められるものではないのかもしれない。


  • 週刊エコノミストオンライン 編集長

    原発ゼロか否かというのは確かに思考停止にする議論だが、一方で「CO2削減には」とか「EVの電源は何で焚くか?」という視点での原発必要論も、では「使用済み核燃料はどう最終処分するのか」「廃炉をどう進め、その人材育成をどうするか」「原発依存の立地自治体をどうテイクオフさせるか」という議論が抜け落ちていると思います。
    世界は脱化石に舵を切る中で、日本が再生可能でガラパコス化しているのも事実。国民は福島原発事故の結果、「原発ゼロ、再生可能を!」という思考になりがちですか、二項対立では議論は開けず、いまある原発をどうするか、再生可能を普及させる課題と未来、既に構築された中央集権的なメガ電力と送電ネットワークと地域分散の地産地消電源をどう調和させていくかという、時間がかかる緻密な社会的合意形成が必要なのに、それを主導して国民的議論にする覚悟がある政治家や官僚にいない。未来を見据えた粘り腰の交渉をする覚悟を持たないといけない。それはメディアの役割と痛感してます。心地よい議論やキーワードこそ危険で、明るい兆しは簡単にはみえず、もやもやとしながら少しずつ前に進んでいくしかない。まだ生まれていない未来の子供たちに何を残せるか?エネルギーは長期の視点、長い議論、陥りやすい短絡思考、目先の金や雇用に目が眩むと地域をとんでもないことにするという教訓。311を経験した世代には、それを未来に語り継いで、考えることを忘れない議論のフレームワークやフックを残す義務があると思います。


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    証券アナリスト

    「日本は課題先進国」というコマツの坂根相談役がエネルギー政策について忌憚なく語っていて、一読をお勧めします。
    ここでは石化燃料枯渇に対する認識、今後の日本のエネルギー自給戦略について語られています。そしてエネルギー技術の自給戦略の重要性にも触れらています。
    原発と原発技術(含む廃炉)については国民的に繰り返しオープンな場でプロ・コンを理詰めで議論する必要があると思いますが、それはそれとして、坂根さんの「省エネルギー技術で世界一」になれ、というメッセージはその通りですし、輸出産業になってほしいと思います。

    ちなみにバイオマスで回っているコマツ粟津工場、見学したいですね。


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