新任教員が語る!学校の教育現場のリアル(第五話)-実質的な残業を前提とした初任者研修 / ひみつ基地
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学校教員の精神疾患による病気休職者数は、平成23年度~27年度で約5,000名前後を推移しており、15年前と比較しても倍増しています。新規採用されてから一年間の条件附採用期間の後、精神疾患を理由として依願退職した人の割合は、ここ数年で増加傾向にあります。学校教員1年目の苦悩は、どこからくるのでしょうか?
今回、学校教員の新任一年目に着目し、どのような問題が教育現場で起こっているのか考えます。実際に新卒で首都圏の公立小学校に勤務経験があり、心身ともに不調となった過酷な勤務を経験しているAさんからお話をお伺いしました。第五話では、「初任者研修」について伺いました。学校現場の「リアル」な実情をお伝えします。
▼第一話:いきなり繁忙期に!すぐに重要な「黄金期間」へ突入
https://children.publishers.fm/article/16279/
▼第二話:膨大な量の「ルール」や「マニュアル」に困惑
https://children.publishers.fm/article/16299/
▼第三話:どんな保護者でも「モンスターペアレント」になりえる
https://children.publishers.fm/article/16456/
▼第四話:テストの点数だけではない成績評価の難しさ
https://children.publishers.fm/article/16566/初任研の時間数やそのための業務の軽減など県によってずいぶん違いがあるのですね。修論では、他の県にも調査をお願いしたいな。
私の県では初任研は1日がかりのことが多く、私が小学生の時は、新任の先生が研修に行く日は、代わりの先生が授業をしてくれました。今はどうか知りません。高校の先生は、初任研のある曜日は基本的に授業がなく、初任研のない日は校内研修に当てられていました。今の学校教育は教員のボランティア(自己犠牲)ありきで、社会があたかも当然かのようにしっかりと成り立っているように見せているというか、目を逸らしてるというか。
企業では近年エンゲージメントの重要性が叫ばれてるけど、学校でも教員のことをもっと考えていく風潮に何故ならないんだろうか。