日東電工、TV向け偏光板事業を変革−技術料で稼ぐ
日刊工業新聞電子版
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TV用偏光板事業は売上面では少なくとも虎の子事業だっただろう。偏光板は液晶パネルでは2枚使うわけだし。
しかし、偏光板事業の陳腐化が進む中でリーディングカンパニーたる日東電工が自ら事業構造を改革しようとしている。
この記事で挙げられているのは以下。
・技術供与 5年間で技術料収入を他社から得る。
・競合他社への特許供与
・中国深圳にこれまで日本に限定していた前工程も含めた工場を建設。
記事中のグラフにあるようにオプトロ二クス事業は売上4000億円弱、営業利益でも500億円以上叩き出すまさに「虎の子」事業なわけで、こうした事業構造転換がどういう結果を生むのかは非常に気になるところだ。日東電工の16年度売上高7,677億円のうち、偏光板事業が入っている(と思う)オプトロニクスの情報機能材料セグメントだけで、3,529億円。半分弱を占める。
材料メーカーに比べると、日東電工のような加工比重が高い部材メーカーは機動力が命。
ところで日東電工の偏光板といえば、顧客工場内にロールで持ち込み、カット→貼合までやるサービスを、ビジネスモデルとして特許化しているらしいですが、それもすでにオープンになっているみたいですね。
http://multitask1.seesaa.net/article/451238790.html