大卒内定率、最高の86%=景気回復で積極採用-昨年12月
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アベノミクス効果を一番実感しているのは、大卒者を中心とした若者だと思います。「失われた20年」下では、就業機会が恵まれずキャリア形成に失敗した若者が増えましたが、これが労働生産性を低下させる一因として働きました。大卒内定率の上昇は、長期的な成長力向上にも明るい材料です。
他の要因もあるにせよ片手落ちの経済政策でも方向を間違えずに持ち上げればこのくらいは効果が発揮できるという証左の一つでしょう。正しい方向に両手で持ち上げればもっと効果が表れるはずですが、どうやら直近ではせっかく持ち上げた手を下すことに躍起になる向きがいるようで、、、
確かに学生数が減っていることもプラスに働いているでしょうが、短観の新卒採用計画なんか見ても、採用計画数のボリューム自体が明らかに増えてますので、景気回復の要因のほうが大きいと思います。