[ワシントン 12日 ロイター] - ムニューシン米財務長官は12日、トランプ政権が実現した税制改革により、今後10年で税収中立になると確信しているとの認識を示した。

ムニューシン長官は、歳入が税制改革に伴い「1兆ドルを超える伸びとなる見通しで、いずれ税収中立になると考える」とし、税制改革によって財政赤字が今後10年で1兆1000億ー1兆5000億ドル拡大するとの税制合同委員会の試算を否定した。

また、議会は連邦債務の上限を引き上げる必要があると再度強調。そのうえで、つなぎ予算の期限が切れる19日が迫る中、議会が政府機関の閉鎖を容認することはないと確信していると語った。