独プーマ株、急落-仏ケリングが経営権を手放す方針
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PUMAの近年の実績を見ると、売上高はシューズ・アパレル・アクセサリーの3本柱がバランスよく伸びましたが、利益率は低水準にとどまって向上しませんでした。これが今回の決定の背景でしょう。
本件は、Keringが現在保有するPuma株86.3%のうち、70%をKering株主に分配するというもの。本件後はKeringがPUMA株の16.3%を、Keringの主要株主である Artémisが長期戦略的投資家としてPUMA株の約29%を保有することになるとのことです。逆に言えば100-16.3-29=55%程度の株が、市場で取引されることにつながります。これまで面倒を見る買い手が見つからなかったため、この形に落ちいたと推測したくなりますね。さて、今後有力な大口の株主は現れるのでしょうか。
http://www.kering.com/en/press-releases/project_to_distribute_in_kind_puma_shares_to_kering_shareholders_グッチブランドを保有するケリングがプーマの経営権を手放すとのこと。ラグジュアリー領域の成長率が高いために、選択と集中をする判断だろうか。
ケリングがプーマを買収した時2014年の記事と合わせて読むと面白い。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20140127/258830/?ST=smart
プーマ以外のスポーツブランドも買収しているので、他の経営権も手放してるのだろうか?