英国、TPPへの参加を検討 実現性は不明、英紙が報道
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欧州大陸に対抗しつつ旧宗主国をはじめとする世界に向き合う立場の英国は、中国大陸に対抗しつつアセアンをはじめとする世界に向き合う我が国とどこか似ています。ともに単独で大陸に対抗するのは難しいので、英国はピルグリムファーザーズ以来の絆で、我が国は日米同盟で米国の力を借りてきたのも同じです。TPPの枠組みで大陸に対抗する思惑が米国の離脱で揺らぎ、英国も政権が弱体化して大陸への対抗力が弱まった。似た者同士の島国として、英国のTPP参加は面白いかも。瓢箪から駒で実現したら、環太平洋というTPPの呼び名はどうなるんでしょう (^^?
自由貿易協定の拡大自体は良い方向性だと思います。でも、有限の政治資源を今TPPに割り当てるのはあまり良くない戦略だと思います。現時点では、戦線をあまり広げずに、まずEU離脱条件の解決に戦力を集中した方がいいと思います。
冗談みたいな話ですが、日EUEPAの枠組みから外れる英国がTPPに参加すれば、日英EPAを別途結ぶ手間もなく、いい話ですね。一方で、TPPが環太平洋という地理的な軸を離れるとすれば、どのような国々の連帯なのか、考え方の支柱を再構成する必要がありそう。それがないと、他の環太平洋地域以外の国も入りたいといってきたとき、国ごとに対応がわかれて収集がつかなくなるだろう。