2017年 UXデザイントレンドまとめ
コメント
注目のコメント
記事にはない7個目を書きます。
恐らくというか、すでに起こっていることなのですが、アプリなどのUXに関して、機械学習でどんなことができるのか知らないデザイナーは一流ではなくなりました。
理由はnoteに書きました。
[AI、機械学習に興味のないプログラマやUIデザイナの為の具体的なメリットの例]
https://note.mu/masarukondo/n/n9196b9d6bbbc
記事では僕が作成しているAIスケジュール管理アプリの自動スケジュール調整機能を例に書いていますが、少し長いので一言で纏めると、「ユーザそれぞれにとっての適切なデフォルト値を機械が学習することができ、しかもそれを予め設定することでUXの向上が図れる」からです。
アプリDL後の初期段階で体験を最適な状態にすること自体は、いまどきはどのアプリでもやっていると思いますが、使い続ける事でAIが学習してアプリをより便利に、シンプルに、強くすることが可能です。
体験設計にAIが侵食している現代では機械に何ができて何ができないのかを知らない人が設計する体験設計は5-10年前のものと同じです。ユーザに最高のものを届けられない。
*勿論作り手がそれで良いと判断するのなら良いですが。
日々学びです。
ちなみにですが、記事では表面的な面のデザインについての言及が多かったですが、UXを従業員だけに任せるのは荷が重いです。役員か執行役員、部長などの権限がある人がやるべきだし、それを判断できる知識や現代の当たり前を知っている必要があります。最新アプリなど最新の業界動向やユーザ動向を知らなくなった人が体験設計をするとヤバめです。
ユーザとのコミュニケーションの場であるアプリの画面などにとどまらず、あらゆるところがインターフェイスであり、これはもう既に会社そのものの設計を考えると言っても良いと思います。モバイルアプリやwebサービスの上だけじゃなくてPR、集客、販売商品企画、CS、まで含めて一連の体験をつくれる人が必要。amazonはさすがよね。