東証この1年:浮かれる市場 「緩和マネー」株高演出
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バブル期に比べて、日本の上場企業利益水準和は約4倍だが、上場企業時価総額和はほぼ同額。バブル期は割高過ぎたが、今は割安過ぎる。株価は誰かが買うから上がるのではない。株価は自ら決まって行き、そこで同数の売買が発生する。金融緩和も市場の需給も重要ではあるが、もっと重要な本質を見極めるべきだ。
注目のコメント
「浮かれる市場」と言われるほど浮かれているように個人的には感じません。企業の業績動向に対して上方乖離して地に足の着いていない相場つきではないですから。それにリスク要因はいつ如何なる時もありますのでもちろん注視しなければなりませんが、殊更特別な環境下にあると考える必要はないかと思います。
緩和マネーが株価上昇を演じたとしたら、それはまさに金融当局の狙い通りにマーケットが動いたということ。少なくとも日本は、来年も同じ構図が続くことになるでしょう。
もし株価が変調を来たすとしたら、やはり海外要因。海外景気の後退リスクは少しずつ高まることになるので、細心の注意を払いながら株価上昇の波に乗っていくことが必要になります。