10年後にAIはどう変わる──MITとIBMがAIラボを新設
コメント
選択しているユーザー
IBM ResearchのAI研究を率いてるDario Gil氏はMIT出身ですしね。ワトソンとの提携は自然の流れのような気がします。ニューヨークのがんセンター、スローンケタリングはワトソンとまだ共同研究していますが、テキサスのMD アンダーソンは昨年提携を解消しています。62億円かけても結果が出なかった。Jeopardyというクイズ番組でチャンピオン相手にワトソンが圧倒的に強さを見せたのが、2011年。クイズ番組はある意味単純ですが、医療診断という複雑なものに対して人間の能力を超えるには時間はかかるのでしょうね。と言ってもブレイクスルーが毎年起こってるのでどっかで超えるんでしょうね。
注目のコメント
ヘルスケア分野では、大学病院を中心としたアカデミアが大量の質の良いデータを持っていますが、工学分野との連携の不足により、アメリカや中国よりも年単位で遅れをとっています。論文という形として完成されたものが臨床研究のスタンダードとなってから、ようやく日本のアカデミアに工学分野との連携が浸透し始めていくと思われます。いずれ、人工知能による疾患診断がスタンダードとなることが目に見えている中で、指をくわえて待っている状況を日本はいち早く脱するべきです。既得権益の維持という側面もあり、医学界はヘルスケアデータをオープンとすることに躊躇しがちですが、データの活用法が過熱のピークを迎えてから、にわかに参入するのでは、勝負がみえています。日本の医学界は、工学分野に限らず他分野への興味関心のアンテナをより一層強めるべきですし、アカデミアにおいて最も重要な『業績』を度外視してでも、工学との連携を速やかに実行していくことが求められます。
規模が凄い。今後10年で270億円。
また、抑えるところはしっかり抑えている。
1) 専門的なタスクに限定されないAIシステム ⇒ 汎用AI
2) アナログコンピューターと量子コンピューター
3) ヘルスケアへの応用
4) 社会的影響の調査AI自体は、いろいろと期待されてはいるものの未知なことが多く、現状は期待に向かって様々なチャレンジが必要なのです。
必要なのは可能性へのチャレンジと投資です。