気付けば格付け先進国 日本企業75%がA格、米の2倍
日本経済新聞
96Picks
コメント
注目のコメント
むしろ、日本企業の負の側面を示唆するニュース。格付けが表すのはリスクの大きさだけであって、成長可能性の大きさではありません。高い格付けは、日本企業が未来に挑戦せず、保守的に経営してきた結果と見ることもできます。
高格付けのメリットは、資金の調達コストを下げて大胆な投資に挑む環境が出来ること。反面、資金調達のリスクが低くていつでも安いカネが借りられるということは、投資リスクは低いが儲けも少ない事業で会社を維持することが出来る環境でもあるわけで、大過なくサラリーマン生活を終えたい経営者には心地よい。
「上場企業の過半が実質無借金で世界屈指の高格付け国になった」のは立派なことですが「その裏側で成長投資が不足し企業価値を示す株価では海外に及ばない」というのは確かにちょっぴり残念です。でも最近の日本、成長を夢見て自己責任でリスクをとって頑張るよりは、規制や保護や公助で安心安全な環境を求める風潮が、企業に限らず広がっていませんか・・・ そういうムードの結果でなければ良いけれど (・_・;)