アップル、単一のアプリが全製品で動作するようOS変更計画-関係者
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マイクロソフトが一度試みた道で、噂によると彼らはまた新たな技術でそれを狙っているらしい。それだけ魅力的なアプローチであるのが、同時にとても難しい。マイクロソフトがうまくいかなかったのは、技術的な問題、出来たアプリが両方のプラットホームでベストな体験を得られものでなかったこと、そしてマイクロソフトのモバイル市場におけるシェアの問題がある。
Appleならば、最後のシェアの問題は無い。ただ、UIが大きく異なる中で、どのように一つのアプリで異なるプラットホームに良い体験を提供するかは鍵だろう。
iPadにおいては徐々にMacOSとのUXも近づいているので、不可能ではないかもしれない。
それにしてもこれが実現したら、一番困るのはグーグルだろう。少なくともデスクトップ(ノートも含む、いわゆるモバイル以外のPCやMac)ではブラウザを使って使われていたサービスもアプリ経由になり、2000年前半に戻ってしまうことになる。Webをプラットホームとする彼らには痛手だろう。英文版の記事には、iOSに比べMac OSのアップストアは数が少なくほとんどアップデートされないなど、水準が低い例としてTwitterが実例としてあげられています。
確かにTwitterだけでなく、FacebookやInstagramやSkypeなどiOSでは毎週のようにアップデートされているので使い勝手・ユーザー体験が大きく変わりそうです。
また今回の様なモバイルとデスクトップのアプリ統合の試みは、MicrosoftやGoogleもしていたが、Microsoftはスマホ向けの開発を中止し、Googleはいくつかのアプリでは対応済みのようです。
他にも、Bloombergの読みだと、今回の動きは単にアプリ環境の統合を試みるだけでなく、ソフトウェアとハードウェアを近づけようとするもので、例としてiOS向けのプロセッサーをAppleがデザインを数年前始めていて、一方Mac向けでは既にデザインされたものが導入されている。この点に関して、CEO Tim Cookは2012年にトースターと冷蔵庫を一緒にする様なもので、ユーザーのためになならないと否定したとのこと。
英文版だと追加情報が書かれていて、OS変更計画の背景がより理解しやすいです。