小橋賢児、シェアエコノミーの光と影を語る

2017/12/18
NewsPicksは、J-WAVE「STEP ONE」(毎週月~木 9:00~13:00)と連携した企画「PICK ONE」(毎週月~木 11:10~11:20)をスタートしました。
18日は、リアル代表の小橋 賢児(こはし・けんじ)さんが出演。
小橋さんは8歳で芸能界デビューし、様々なドラマや映画、舞台に出演。2007年、俳優活動を休業し渡米、2012年には映画監督デビュー。またULTRA JAPANを始め、海外のイベントを日本に紹介し、それぞれのディレクターも務めていらっしゃいます。今日は、「ウーバー失速の原因を看破していた競合トップ」(日経ビジネスオンライン)を題材に、についてお話いただきました。
POINT 1:
独走態勢にあった、Uberの低迷
2016年まで独走態勢になっていた「Uber(ウーバー)」は、数々のスキャンダルによって成長が低迷しつつある。
代わりに競合の「Lyft(リフト)」が、2017年に入って利用者数を伸ばし、成長を盛り返している。記事では、2016年4月 リフトCEOのローガン・グリーン氏が、ウーバーの成長低迷、そしてサービスの欠点を「予期していた」と綴っている。
「私は1年のうち半分を海外で過ごしていて、初めてウーバーを使ったとき、その画期的なサービスに感動しました。
初めて使ったのは、夜遅くに、友人宅のあるNY州・ブルックリンから、自分の泊まるホテルに戻ろうとしたときです。
はじめ、タクシーを呼ぼうとしたのですが、自分がどこにいるのかも正確に伝えられない。ウーバーを使ってみたら、配車後3分ほどで車が到着。そのうえドライバーも気さくで、利用しやすかったんです。車もタクシーより大きく、料金が安く、便利だなと」(小橋さん)
POINT 2:
総合評価のメリットとデメリット

「ウーバーはドライバーと利用客が相互評価できます。しかし、評価は必ずしも正しくないなと感じる出来事がありました。
また、先日、ホノルルマラソンに出場するためハワイに行ってウーバーを利用したら、ドライバーに『君の評価が低い。どうしてか分かるか?君がドライバーにチップをあげていないから、みんな君に低い評価を付けているんだ』と。
ドライバーさんと会話していくうちに、その発言の意図が分かりました。
彼は、リフトにも登録していたんです。つまり、ウーバーでは観光客に『チップが必要』と話して多く稼ぎ、リフトでは良いドライバーのままでいたんです。
評価することで、安心安全が担保され、サービスの向上にもつながる面もありますが、評価をダシに、自分にとっていい条件を引き出そうと悪用するケースもあります。私はこの経験から、相互評価の難しさを感じました」(小橋さん)
POINT 3:
今後は将来に残るものを作っていきたい
「海外で半年間過ごしている小橋さんですが、今後はどのような活動をしていくのでしょうか?」(サッシャさん)
「これまで、ULTRA JAPANやSTAR ISLANDなどのイベントを作ってきました。
先日、子どもが生まれたこともあって、今後は、将来に残るものを作っていきたいと考えています。
私の立場から、街全体を作るのに携わるのは難しい。でも、お店や建物にコンセプトや思想を持たせることによって、人々が考えに触発されて、自然と変わっていくーー。そんな街づくりや地方再開発をしていきたいです」(小橋さん)
もうひとつ、小橋さんが紹介してくれたニュースについては、ぜひこちらでお楽しみください!
今回のニュースをはじめとした小橋さんのコメントは、ぜひ以下からチェックしてみてください。
12月19日は、KOS.inc モテクリエイターの菅本 裕子さんが出演予定です。こちらもお楽しみください。

【番組概要】放送局: J-WAVE 81.3FM
番組タイトル: PICK ONE
ナビゲーター: サッシャ、寺岡歩美(sugar me)
放送日時: 毎週月~木曜日11:00~11:20(ワイドプログラム『STEP ONE』内)
番組WEBサイトはこちらをご覧ください