[ウィーン 15日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノボトニー・オーストリア中銀総裁は15日、ECBは資産買い入れで市場をゆがめることは慎重に避けなければならず、この点が緩和政策の変更時期を決定する上で重要な要因だと述べた。

ノボトニー氏は、資産買い入れプログラムの費用と効果を比較検討することは市場のゆがみを回避するために重要だと指摘。格付けのない債券の利率が国債の利率に近付いていることは多少考えさせられる事実だとの認識を示した。