人工クモの糸で160億円を調達したベンチャー、スパイバーの世界を変える素材革命
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以前、話を伺ったときは今後20年でポリエステルと同等の価格帯になると。この記事では今後、繊維のシェアを30年をめどに15%を目指すとありますね。特徴は20種類のアミノ酸の組み合わせによって伸びる糸や強靭な糸など糸からデザインできることにあります。重さ当たりの強靭さで比較すると鋼の340倍もの強度も可能だそうです。まだまだ時間はかかるでしょうが、あらゆる産業への応用も期待できます。
テキスタイルの今後の普及で重要になるのが撚糸(ねんし)かなと思ってます。撚糸とは糸を撚り合わせて強度を上げるという工程です。撚糸専門の企業がありテキスタイル産業を支えています。タンパク質繊維×綿やウールなどと掛け合わせることでより普及するのではないかと思います。ただ、撚糸の工場も廃業が続き苦しい業界です。家族経営も多く、ジリ貧な工場も多いでしょう。無理に子供に跡を継がせたくないとも思うかもしれません。M&Aなり一貫して生産できるといいのではないかと思います。山形県鶴岡市にあるサイエンスパークでは、人口減少が続く中で、産業誘致だけでは持続的ではないとして、今から16年前に、長期的な目線で学術に投資をして新たな産業を生み出そうと慶應を誘致したことから始まりました。
その後、慶應先端研を核に、HMT,スパイバー,メタジェンといったユニークなベンチャーが生まれていて、成長を続けています。そして、チャレンジを求めて面白い人が集まってきています。
ベンチャーの成長を支え、庄内で暮らす人々にとって必要なハードとソフト両輪の街づくりをしているのが四年前に生まれた街づくりのベンチャー、ヤマガタデザインです。
来年秋には、いよいよサイエンスパーク内で開発している木造のホテルと全天候型の子供の遊び場ができます。
いずれも、世界的な建築家、坂茂さんの設計で、木を生かし、水田を修景として残すことでサステナブルな世界観を表現しています。
https://www.yamagata-design.com/suiden-terrasse
https://www.yamagata-design.com/kidsdomesorai
開発に当たっては、庄内の企業を中心に23億円を調達し、土地を取得し、それを担保に地銀から融資を受け、地元の建設会社だけでJVを組み、二つの施設を作っています。
この機会に、興味を持っていただけると嬉しいです。