トランプの交渉術は北朝鮮に通用するか
2017/12/21
北朝鮮が年内にアメリカ本土を射程に入れる核ミサイルを完成させるだと? ありえない!
2017年1月2日、ドナルド・トランプが発したツイートだ。大統領就任を18日後に控えていたトランプが「ありえない」と主張したことが、たった1年で現実となりつつある。
北朝鮮が年内にアメリカ本土を射程に入れる核ミサイルを完成させるだと? ありえない!
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記者時代、ある元米外交官からアメリカ外交の仕組みや北朝鮮の交渉術、さらにはオープンソース・インテリジェンスで北朝鮮の真意や「次の一手」を読み解く方法まで、教えていただきました。
そこから感じるのが、「タフネゴシエーター」を自認するトランプは従来の北朝鮮の交渉術と極めて似たスタイルを取っていること。
いま、トランプ政権は軍事攻撃の可能性を口にしながらも交渉の入り口を探っているように見えますが、仮に協議が再スタートした場合、今後の交渉でどのようなハードルが待っているか、整理しました。
かたや場当たり的に予断を持って相手に対する国、かたや国運をかけ首尾一貫した戦略を持ちながら対する国。どちらが優位に立つかMBAやロースクールに行かなくても自明ですよね。国家体制の是非に関わらず、これは北の戦略勝ちであり、かつ米の怠慢です。
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