「パソコンができないIT業界志望者がいる」投稿に共感の声「わりといる」「憧れと適性は別物」（オトナンサー）

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注目のコメント

• 工藤 啓

  認定特定非営利活動法人育て上げネット 理事長

  ・2017年12月15日

  無業の若者に対してPC／ITに触れるスキル獲得支援を行っていると、そこに仕事があるというより、これから先はPC／ITスキルが必須なので学びに来られるニーズが大きい。特にこれまで自宅にPCとネット環境がなく、成育歴の中でも触れる機会が限定されている若者たちだ。
  
  そこでタッチタイプという基本的なことから、オフィスまわり、簡易なプログラミングを経験すること、広い意味でのIT業界志望に前向きになる若者がおり、一方で、その経験によって別の業界志望に切り替える若者がいる。
  
  企業に入ってからの研修の前に、実際に触れてみて志望業界を絞り込むことは、若者にとっても、企業側にとってもよい出会いになることが多い。若者が採用できない企業からの依頼が激増するなかで、特に技術者でなくとも最低限のPCスキルを持つ若者を望む企業は多く、実った稲穂を取り合うのではなく、業界全体で若者を育てていってほしい。