ネット通販はアパレル再生の処方箋ではない ファッションアプリCEOが指摘する“総EC化時代”のワナ
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「情報の非対称性」はひとつキーワードで、売り手(販売員)がいないECだとそれが明確になりやすい。「分かる人しか買えないモノ」ではなく「みんなが分かるモノ」が売れやすい傾向にあるから、結果低価格化が進みEC単体では首を締めることになる。ECブランドがリアル進出してるのはブルックリンのシェアリテールの話に繋がってくなぁ。
注目のコメント
最近は“EC化率は50%以内なら高ければ高いほど良い”という風潮がありますがナンセンスです。オムニチャネル=EC化率を高める でもないです。理由は小関さんが代弁いただいています。
<以下、引用>
デジタル化は別にEC化ではありません。機械ができることを機械にやらせ、販売員の仕事がだんだん知識労働になっていくとか、これもデジタル化ですよね。現場の販売員がお客さんを持っているんですね。「誰から買うか」みたいなニーズを重視する世界になっていくんじゃないでしょうか。デジタル化=EC化ではない、には同意です。
店舗を持つブランドなどは、EC化率を高めようとしますが、注目すべき数値がECによる新規獲得にいきがちで、伸ばすべき数字はデジタル化による定着率や継続率、年間購入回数です。
データの収集から分析、抽出、そして活用までをトータルで行い、顧客体験を高める=また買いたくなるためにデジタルを活用すべきで、EC比率が高まったとしても、定着や継続がなければどんどん安売りや新規獲得単価が上がり、利益率が下がって身動きが取れなくなります。
データ分析と顧客体験の向上を引き上げるのがデジタル化をする意義だと考えています。
最近このような指摘を良く打ち合わせで話しております。「今後 ECをやらないと…」3PLとして物流をお手伝いしていると実に多くのお客様からECの相談をいただきます。でも、そのほとんどが残念ながら、リアルでの売上減少をECと言う別のチャンネルで補うと言った感じです。
デジタルによって人との関わり方…情報の伝え方がかわり、消費者との接点がより複雑になっている。その時に自分達のブランドをどうやって消費者に覚えてもらうか? …が重要になっていると感じます。
特に日雑品と違いファッションはその要素が強く、機能や価格だけでない、消費者のニーズにどう気づけるかが重要にではと…
その事をこの記事で小関さんは…実に的確に本質を指摘されていて、すごく共感しました^_^
さらに、この部分は川添さんもコメントしており、まさに…^_^
デジタル化は別にEC化ではありません。機械ができることを機械にやらせ、販売員の仕事がだんだん知識労働になっていくとか、これもデジタル化ですよね。現場の販売員がお客さんを持っているんですね。「誰から買うか」みたいなニーズを重視する世界になっていくんじゃないでしょうか。