小池都知事が掲げる「国際金融都市」実現のため何をすべきか - 安東泰志の真・金融立国論
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先月に引き続き、ダイヤモンドオンラインにて東京都が進めている「国際金融都市・東京」構想について解説するもの。
先月（https://newspicks.com/news/2617317?ref=user_345620）は、主に重点施策である資産運用業とフィンテック、それに関連する税制改革やイノベーションハブについて触れたが、今回は、日本で初めて取り組む、業界横断的なプロモーション組織案の概要、ESG投資の推進とそれに関連する東京金融賞の設置、教育、英国・シティとの連携、海外金融系企業の誘致のために今年既に着手済みの諸施策、最後に残された大きな課題について取り上げる。
２回の連載の内容は多岐に亘るため、ここで逐一解説するよりも、可能な限り原文を読んで頂ければ幸いである。また、今月、小池知事自らと、本プロジェクトに関わった諸賢の共著により「国際金融都市・東京構想の全貌」（銀行研修社）が上梓されている。書店では来週半ばから入手可能なので、是非一度手に取って頂ければ幸いである。
本構想に対して冷ややかな目で見る方が一部にいることは承知しているが、構想には、これまで手がついていなかった日本の金融界の諸課題に果敢に挑戦する内容が多数含まれており、実際に都の懇談会に参加した多種多様な業界トップの方々や関係各省庁から「これまでにない内容」との声が上がっていることも事実である。出来ない理由を探すのは簡単だが、どうやったら出来るのかを考えていかなければイノベーションなど起こせない。本文をご一覧頂いた上で建設的な議論が展開されることを期待すると共に、政府と都が一体となって日本の国益のために努力することが何よりも必要だと思っている。
さて、このpickを以って、僕のNPへのコメントは、暫くの間控え目にしたいと思います。運営側の良質なpickやコメントへの正当な評価、逆に間違っていたり不適切であるようなコメントへの対応方針、それらと関係するのですが、自分にとっての費用対効果がわからないということもあり、年末年始に少し考えたいと思います。
注目のコメント
安藤プロ、小池都政に関するコメント、特にマスコミ報道に対する反論を、これからもお待ちしています。
政策が正しかったどうかは10年先か100年先か、振り返ってみないとわかりません。我々都民は、小池さんがどういうお考えでその政策を推進しているかをよく理解し、次の都知事選挙に備えるべきだと考えます。そういう意味で、私は安東プロにも反対派にもコメントをお願いしたい。
私自身は、ＮＰのイノベーターズ・ライフの連載を読み、小池さんに任期いっぱいお任せすることに決めました。
スケールの小さい話で恐縮ですが、築20年を超える都内の某タワーマンションの理事長を務めておりまして、現在、次回以降の大規模/長期修繕計画を策定中です。車の保有者が減少する中での地下機械式駐車場の補修ひとつとっても、ＥＶ、水素、シェアカー、何に賭ければいいのか見通せません。
修繕積立金の不足だけは明らか．．．妥当な金額は幾らなのか、どうすれば区分所有者の皆さんに納得してもらえるのか絶望的ですが、理事長を引き受けた以上、私も任期いっぱい頑張ります。小池都知事が、首都：東京をどのような「国際金融都市」に変革させようかというビジョンは結構だ。
記事の中で筆者が何度の記されている通り、これから「国際金融都市」実現に向けた具体的な方策とは「東京都の行政の範疇を超えるもの」あるいは「東京都だけでは実現できるものではない」という事案ばかりである事に疑問を持っている。
筆者御自身が認めている通り、筆者が掲げた方策とは「東京都」の行政範疇では扱い切れず、実現するために連携するべき中央官庁も「金融庁」「内閣府」など複数の官庁にわたっている。
昨年の都知事選以来、小池知事の発信する「政策」には心を打つ事柄が多い事は事実だろう。
しかしながら昨今の政治情勢をみると、残念ながら「小池氏が発揮する政治家としての実行力」には「疑問」あるいは「不安」を持たれている都民・国民が多いことも明らかだろう。
小池都知事とそのブレーンにおかれては、将来に向けた「国際金融都市」実現に向けたビジョン作成も結構だが、それ以上に都民の喫緊の課題となっている「豊洲市場問題」などへの解決策に注力される事を期待したい。小池さんのやること、全部すごい！ https://newspicks.com/news/2694970?ref=user_1302896
自民党系とか土建屋系のオジサンたちや、頭が悪いオジサンたちの言いがかりに負けないで頑張って！
これからも！全力応援！！
