[チューリヒ 14日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行、SNB)のメクラー理事は14日、LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)の廃止は金融政策スタンスに影響を及ぼすことはないとの見方を示し、必要な調整に関してはいずれ明らかにすると述べた。

中銀の金融政策評価における演説原稿によると、理事は「重要性から考えて、LIBORの廃止は金融市場参加者にとって大きな困難をもたらすだろう」とし、2021年の廃止に向けて準備すべきだとの意見を述べる予定。