KDDIが英会話「イーオン」を買収した深い理由
東洋経済オンライン
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深い理由は分かりませんでしたが、とにかく有り余る通信事業収入によるキャッシュをいかに成長の種に使うかを問われてる、ということですよね。
各社の戦略も色が出ていて、自社のサービス開拓=ドコモ、安パイの吸収=KDDI、伸びるベンチャーへの投資=SoftBankという印象。
今回のKDDIのイーオンも金余りなのは分かりますが、イーオン自体があまり事業展開として革新的でないのと、そこに投資してどうテコ入れができるアセットがあるのか、不明な連合に思えて仕方ない、ワクワクを提供してもらえる感じがしないなー、というのが印象でした。KDDIが非通信分野の買収を繰り返すのは他でもない、ライフデザイン戦略の実行のためです。
auユーザをターゲットとした、au中心の経済圏拡大による既存ユーザの囲い込み・新規ユーザの開拓が狙い。
教育分野への進出は、社会人にも需要があるし「親がauなら子もau」につなげるため。
非通信分野にこだわる理由は、MVNOが強くなってきたことで「ただの回線屋」でも「オプションでこそこそ稼ぐ」が勝ち残れなくなってきたから。ITを中核技術とする企業が教育分野に進出するのは理解できますし、小学校での英語教育導入と大学入試センター試験に代わる新しい入試の英語試験に民間企業の試験が活用されるとの話がその動機になるのも、今話題のAIとVRの活用で付加価値を高めようとの発想も、感覚的に納得できます。ただ、イーオンで今働いている教師の仕事が機械とAIによって奪われないよう願っています。