[ベルリン 23日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)改定値は前期比0.8%増、前年比2.3%増で、ともに速報段階から変わらずだった。

輸出や企業投資の伸びが成長のけん引役となった。輸出は1.7%増。輸入は0.9%増。差し引きで成長の約半分に寄与した格好だ。企業の設備投資は1.5%増。一方、家計支出は0.1%減少した。

政治的には足元、連立協議が決裂するなど、不安定化の動きもみられるが、INGのエコノミストは「経済に及ぼす短期的な影響はゼロに近い」とした上で「経済には前向きな勢いがかなりあり、低金利やユーロ安といった要因も有利に働くだろう」と述べた。

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