[ソウル 22日 ロイター] - 韓国のサムスン電子<005930.KS>は22日、人工知能(AI)の研究拠点を新設するとともに、主要3部門での新規事業開発を強化するために幹部の役割を見直すと明らかにした。

AI研究センターは同社の主要部門であるモバイル事業と家電事業の合同研究センター傘下に新設される。所在地は明らかにされていない。

また、最高戦略責任者(CSO)であるヤン・ソン氏がビジネス開発に関与する役割を拡大し、コンポーネント事業だけでなくモバイルと家電事業でも新たなビジネス機会の開発を担当することになる。

ソン氏は、サムスン電子が昨年11月に合意した米ハーマン・インターナショナルの買収をまとめた人物。