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・教育は子供の年齢ではなく、それぞれの子供の学習速度に合わせる必要がある
・飛び級だけにフォーカスをするのではなく、理解度に応じて留年も必要だということ
・飛び級は子どもたちの学習効率を高め、可能性を広げ、人生の選択肢を広げるということ
・どんどん先に進んだ子どもはより自分の好きなことに時間を割けるようになる
・好きなことにどっぷり時間を割いた子どもはクリエイティビティーが高まる
以上が、お伝えしたかった点です。
個別具体的な違いはあれど、大枠としては横並び体質が大きいと思う。でも最後は自分の人生だから、早くから自分で、自分の価値観で意思決定をする経験をしてほしいし、その手助けやキッカケを与えることが、親としての最大の教育だと自分は思っている。
そのうえで、総論としては飛び級に自分はポジティブではない。元の記事でもコメントしたが、受験が一定の代替機能に日本ではなっている。またPOINT 2にあるようにしつけ・社会性の教育にもなっており、個人的にはそれは学校だけでも家庭だけでもないと思う。そこは同じ年代のほうが基本的にはやりやすいと思っている。というのは飛び級で一年程度ならともかく数年単位で進級した子と話していると、やはり悩みが共有できないといった孤独感も感じたことはある。
とはいえ、そこ含めて最後は自分で決定することが重要だと思う。
理解力が大幅に進んでいれば飛び級
理解力が足りてなければ留年してもう一度やる
そして学んだことをきちっと理解した上で進級する
これであれば飛び級も留年もあっていいと思います。
どうしても15歳で大学生みたいな極端な例を想像しがちですが、現実にそういう人は本当に一握りで多くの人は一学年上がるか下がるかというくらいな話ですし
学年が上がれば留年することはあっても飛び級はかなり難しくなります
子供の成長ややる気が起きるときには個人差があるわけですから、その子の理解に合わせて学校に通うのが本人のために一番いいかなと日独両方の学校に行った経験上思います。
ただどちらのシステムも完璧ではないことも事実です
社会人大学院で教鞭をとるようになり、一番実感するのが、年齢の多様さの価値。多様な世代が一緒に机を並べ、対等な立場で学びと研究に取り組む環境は、とりわけ年齢階梯が今でも強固な社会構造となっている日本では、たくさんの気づきを与えてくれる。年長者ほど、その価値の恩恵を受けるように思う。乱暴な比較かもしれないが、十代の若者たちも、同じ年齢セグメントで固まらず、飛び級で入る年少者、留年する年長者との対等なつきあいにより、社会性や協調性を自然に学べるのではないだろうか。