世界の大手銀行、米上院税制改革法案の税逃れ対策条項に懸念

コメント

注目のコメント

• 安井 明彦

  みずほ総合研究所 欧米調査部長

  ・2017年11月20日

  今回の税制改革のなかでも、かなり法人税制の部分は難解ですし、立法意図かどうかはともかくとして、想定外の影響が浮上してくる可能性は少なくありません。一つ一つは小さな論点だったとしても、これがいくつも積み上がっていくと、審議のスピードダウンを求める声が高まりそうです。
  
  もちろん、想定外の影響が出ないようにするのは大切ですが、審議の勢いが鈍ってくると、「抵抗勢力」に理論武装の余地が増えてくるのも事実です。共和党指導部としては、審議がズルズル長引くことだけは、何としても回避したいところでしょう。
• 前嶋 和弘

  上智大学 総合グローバル学部教授（現代アメリカ政治外交）

  ・2017年11月24日

  この手の調整で審議可決が予想以上に延びると、中間選挙がらみの動きになるかも