小学館デジタル戦略の救世主になるか?「新生MERY」明日再出発
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ここ最近、素人の文章を編集する機会が多いので経験をもって感じていますが、ファクトチェック、著作権などは、大変な混乱が起きるだろう、てかすでに起きているだろう、小学館のスタッフさんが想像していた以上の問題が発生中だと想像しています。
ただ、私は最近、20代の中国人に記事を書いてもらうという取り組みをしていますが、絶対に自分では取れない情報を持ってきてくれるので、鮮度とかリアルさは大きな価値です。記者より上手に文章書ける10代だって結構いるだろうし。10人採用したら、その中から2人くらいは柱に育つ予感がします。
ネタ出し、コンテ出し、初稿のあと追加で書き足し、ファクトチェックまですると、競合しない素晴らしいコンテンツになるので、この手間をどこまで引き受けるかになるんでしょうね。
低コストでよい記事をとか言ってても、老舗出版社のフィルターかかると、全部やり直したくなるでしょう。ライター時給1000円でも、1本あたりの総コストはすごく上がるだろうし、数十本しかストックができていないというは、よく理解できる。どこまで旧来の手法でやり、既存メディア的な厳格さを求めるのか、妥協点?落としどころ?が見つかるまで半年や一年は見ていると思いますが。
できるだけ元の文章を生かそうとすれば、コミュニケーションも増えます。私は個人でやってるので、自分の仕事押してるときとかつい1カ月放置しちゃいます。問題が起きる以前の段階では、大学生の子と話すとみんながMERYをみていた。コンテンツの真偽がどうであれ、楽しいから続けてほしいという声もあったほど(なくなって見るものなくなった、メリーショックと言われるほど)。つまり、コンテンツの質(事実確認や盗用がないなど)をターゲット読者が実は求めていなく、大量生産された記事でも楽しく読めればOKという人が多いということもある。(かといってそれに合わせるかどうかはメディアの判断や意思)
新MERYは、問題の起きない体制(チェック体制)を作りつつも、構図としては以前のMERYと同様になるべく制作コストをおさえて記事をたくさんだしていくモデルなのかなと感じる。
MERYブランド、のれんの価値は強いと思うので、再び若い読者を獲得していくのでは。newspicks内では叩かれるかもしれませんが、エンドユーザーはそこまで以前の不祥事を気にしてない可能性が高い。
ユーザーが求めているのは、自分にとって役に立つ記事かどうか?ということ。
※もちろん最低限の規制を守ることは大前提