表参道ライラヴィンテージにてイヴ・サンローランのアーカイブ展示・販売会が開催
FACY
1Picks
コメント
選択しているユーザー
今の時代の空気を切り取って、半歩先の生き方(人のあり方と言っては少し大げさですが)を提案し、衣服として表層的に落とし込むのがファッションだと、今でも思っています。(今のファッションがそうといわれたら、悩んでしまうけど。)
1960年代にラグジュアリーに対する違和感を柔らかにむき出しにし、当時裕福な層が住んでいた右岸ではなく、若者や知識層が多く住んでいた左岸「リヴ・ゴーシュ」にプレタポルテの店を出したのがイヴ・サンローラン。そして女性がパンツを履くことで社会へ一歩踏み出す勇気を与えたのも彼。
その時代と、フェミニズムの活動が活発になっている現代を重ね合わせずにはいられません。奇しくも2017年にはメゾンの美術館のオープン、ビジネスパートナーであるピエールベルジェの死など、イヴ・サンローランをとりまくさまざまな出来事が起きました。
時代を経ても色褪せないパワー。今こそ再び、彼のマスターピースに袖を通す時なのでは、と思った次第です。さて、ちらりと覗きに行こう😉