子の名付け「胱」はキラキラ? 漢字の見た目良くても…
朝日新聞デジタル
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注目のコメント
少子化の中で、親御さんたちが子供の名前に凝ってしまうのは、当然と言えば当然ですね。楽しいと言うより、最後の方は疲れ切ってしまうのではないでしょうか。一生懸命になってらっしゃる親御さんたちを見ていて、滑稽でもあり、かつ同情したくもなりますね。
さて、日本人として生まれ、もし、漢字を使うのであれば、ぜひ考えてほしいことがあります。漢字にはそれぞれ成立した背景があります。たとえば本稿で挙げられている「腥」「胱」などは、名前への使用を禁止されている漢字ですが、漢字の成り立ちを調べていれば、ありえない選択です。ここで使われている「月へん」は、いわゆる「肉」の字から来た派生です。空の月ではありません。「腥」などは、中国語では頻繁に使うので、私でさえも、その漢字を見るだけで、臭いというイメージをもってしまいます。日本は、漢字とともに歩んできた国でもあるので、せめて、名付けの時くらいは、そこを調べてもいいのではないでしょうか。面白いですよ。