“こだわり”と“成長”の両立に「挑戦」。体験重視で店舗展開するブルーボトルコーヒーの思想
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やはり、ブルーボトルコーヒーを始めサードウェーブコーヒーのコンセプトは日本の純喫茶に近いものがある。背の高いカウンターがマスターと目線を合わせて会話ができるよう設計されているように、店舗に“体験”する設計を施しているからこそ、常連客が生まれるのではないでしょうか。
「ブルーボトルコーヒーでは、マーケティングという言葉はあまり使いません。『マーケティング』という言葉には、製品や商品を顧客に売りに行くというイメージを持ちやすいからです。ブルーボトルコーヒーの場合は店舗に来てもらったお客様や、商品を買ってくれたお客様の体験をより良いものにしたい、そう考えて『エクスペリエンス』という言葉を用いています」ネスレによるブルーボトルコーヒーの買収が発表された時、「僕達の愛したブランドが大手資本に買われてしまった」という声を多く聞きました。ネスレはブルーボトルの経営や商品開発に関わらず、ブランドは独立したままと発表されていたのに。
今回お話を伺う中で、ネスレとのパートナーシップはブルーボトルにとって最良の選択だったのではないかと感じました。
>井川「資金調達をすると、次のラウンドに進むために、大きな結果を出し続けなければいけません。IPOをすれば、株主の期待に応え続ける必要があり、短期的な結果を求められやすくなります。そのような環境では、ブルーボトルコーヒーが目指したい姿にたどり着けないと考えました」
独立系のブランドがこだわりを持ちながら、どのように成長していくのか。ブルーボトルの歩みから、そのヒントを探る記事です。ブルーボトルが上陸したときが懐かしい。
気付けば7店舗ということだが、記事に書かれているこだわりやテーマなどを知ると、とても好感がもてる。
やはり気になるところはネスレの話題だが、こだわりと成長の両立に挑戦とのことで、今後に注目。