介護サービス、大半が黒字=利益率は低下、報酬改定に反映-厚労省調査
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介護報酬改定では、経営実態を調査し、黒字が大きいサービスは報酬がカットされ、苦しいサービスは報酬が上がったりする。公的保険財政だから「ならす」のはある程度必要だろうが、これでは経営努力、成長の工夫が出るはずもない。この考え方を取るなら、規制緩和などでサービスを自由に企画開発できるようにしないといけないのではないか。
黒字は経営努力の結果。往々にして、経営状態が良い事業者はサービスレベルも高い。財政状況からすると致し方ない面もあるとはいえ、安易に「利益が上がってる」→「報酬減」という流れは、どこかのタイミングで大きなサービス品質の低下を招く感じはします。
ただ、事業者側も構造的には「あらがえない流れ」として捉えた上で、どういった対策を練るかも非常に重要。赤字で潰れたり、撤退した事業所もその分たくさんある事を忘れてはいけない。黒字でも利益率が下がっているため、設備投資や将来の改修等にお金をかける程は余裕はない所が多いだろう。黒字だから下げる、という安易で単純な対応は避けてもらいたい。