中国の爆投資が引き起こすハイテクブーム、受益者は日本 ハイテク製造業は価格競争から技術品質の差別化に
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拡大する市場に入り遅れればビジネスを失う。しかし安易な価格競争に巻き込まれれば、技術や品質を安売りすることになる。難しい舵取りを迫られるのでは。
日本のセンサー技術、アクチュエータ技術は確かに優れているが、かつての半導体がそうであったように、装置産業化での投資を躊躇すれば、また、研究開発の手綱を緩めれば、あっという間に追いつかれる。
中国が成長路線で自転車をこぎ続けなければならないのと同様に、日本メーカーも設備と研究開発への投資を続け自転車をこぎ続けなければ、市場で競争には勝てない。いつか来た道だ。
この競争は終わりがない。自転車を降りれば、リタイアするしかない。
鍵はセンサーやアクチュエータのインテリジェント化だ。気になるのは、そのコアとなる脳型コンピュータのIC化、すなわちニューロモーフィックチップの開発競争での遅れだ。
日本にはまだこの分野の優秀な研究者が何人もいる。今ならまだ行ける！日本にも、中国にも生産拠点を構える日系企業のマーケティング担当から聞いた話だけど、人件費はまだ中国の方が低いが、生産管理体制、品質管理が日本に負けないクオリティまできてるとのこと。最近は高い技術力を求めて中国企業が日本に莫大な予算を投じて日本に生産拠点を構えるようになりましたね！
