ビットコインがまたも分裂--新生「ビットコインゴールド」の正体
コメント
注目のコメント
記事の後半にある、「ここ数日は二匹目のドジョウを狙った投機的な資金が流入、ビットコインの価格がこれまで以上に加熱感を帯びてきている」という指摘は大切なんだけれど、その手前の技術解説で挫折して2ページ目に進まない読者も多そうだ。
--
そもそも、「タダでコインがもらえる」という発想から分岐期待バブルとも言うべき状況になっていること自体、摩訶不思議な現象だ。そのコインをタダでくれたのは誰なのか、冷静に考えてみよう。
--
BTGを企画した香港のマイニンググループが、どこかで資金調達してお金を配ったわけではない。彼らは単にブロックチェーンの分岐を発生させただけだ。分岐した先の両方のチェーンに価格がつくとしても、その結果タダで貰えたように思ったコインは、元々持っていたコインそのものなのだ。その分、BTCの価格が下がったことで、今回は比較的説明しやすい状況となった。
--
8月の分岐では、分裂騒動が一見丸く収まったことの安心感から相場が上昇し、BCHが分岐したことによるマイナスを打ち消してしまったから、何とも説明しにくい状況であった。今回の動きのほうが自然だと思うが、相変わらずBTC全体としては、理屈では説明できない動きとなっている。
--
記事の最後の段落の中で、「きちんと自身で判断し、責任を持つと決めた上で投資するかどうか判断してほしい。」とあえて書いている部分に、記者の気持ちがこもっているように感じた。そのうち「ビットコインセブン」、「ビットコイン太郎」、「ビットコインZ」、「帰ってきたビットコイン」(かなり古いか 。。)とかが出てきそうですね。(笑)