焦点:世界初、AIで日銀総裁の表情解析 政策予想に応用も
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注目のコメント
え、私それやってたので、絶対世界初じゃないと思いますけど。FACS理論応用のAffectivaの方ですけど。てかみんなやってたでしょ。
感情分析自体はMicrosoftのemotion APIを使って8つの感情に分類ということで、この記事を読む限りではまだ政策予測までには紐づけられていないようだ。しかし、emotion APIもFACSもそうだが、微表情や動的な感情表現にどこまで対応しているのか(例えば驚きの顔が長時間続くと唖然に変わる)、など、まだまだ不十分なところが大きいし、そもそも人間の感情カテゴリに落としていること自体が間違っていると思う。
日銀文書のテキスト解析は既に塩野さんによる先行研究があります。
文書の分散表現と深層学習を用いた日銀政策変更の予想
クレディ・スイス証券 塩野剛志
http://sigfin.org/?plugin=attach&refer=SIG-FIN-016-11&openfile=SIG-FIN-016-11.pdf
政治家の表情トレーニングなんかにも既に応用されていると聞きます。
ヒラリー・クリントンはボトックス注射し過ぎて表情が読まれにくいのだとか。さすが!
私は合コンやキャバクラのサポートシステムを提案しています。この研究は着眼点が非常に面白い!!!
研究ってほんと、技術云々の前に着眼点というか、クリエイティビティーだよなあ。先日、AlphaGoの話が話題になっていたけど、ゲームを解くという発想は何十年も前からあって、それ自体に新鮮さはない。あれは確かに結果としては面白いけど、やっていることは力技。小錦の相撲のようなもの。研究としては、こういう発想勝負の、舞の海みたいなものの方が面白みを感じる。面白い!表情を分析するAIの使いみちとして、実社会に巨大な影響をもつ権力者を選ぶとは!さてこうなると世界の権力者には、AIに表情をさとられない訓練が必要ですな。ポーカーフェイス訓練AIを開発するビジネスが動き出します。