カードローンに年収上限=過剰融資批判受け-3大銀行
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金融庁が問題視していた銀行のカードローンについて、総融資額を利用者の年収の1/2-1/3とするルールを3メガ銀行が自主的に導入したとの報道です。
日本経済新聞でもう少し詳しい報道が出ています。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22462910Z11C17A0EE9000/
これによると全国銀行協会加盟116行の8月末の残高は4兆3715億円で、今年3月末の消費者金融による融資残高は2兆7千億円を上回っているとのこと。また、日本貸金業協会の開示資料を見ると、3業態(消費者金融、レジット、事業者金融)合計で消費者むけ無担保貸付(のぞく住宅向け)の残高は7月末に4兆円とのことですので、銀行のプレゼンスがわかります。
レピュテーションを気にしてるのか、貸し倒れの傾向が悪化し始めたのか、このタイミングで自主規制を採用する背景についてもう少し説明を待ちたいと思います。
流行りのフィンテックであればクレジットスコアをあげるインセンティブが貸出にセットされているケースが多いと思います。銀行のビジネスモデルこそ早急な刷新が必要な印象がぬぐえません。毎朝、東横線横浜駅の改札で見させられるアコムのデジタルサイネージをなんとかして欲しい。
何ヶ月もずっと流されている、、、。
一種の洗脳なのではないかと、朝から気分が悪くなる。私もそもそもの総量規制に反対ですね。借りたい人がいる限り、貸す人もいるわけだから、総量規制が多重債務者の減少にはつながらないと思います。
他にもすべての貸付を一律に対象にするなど、雑な作りの貸金業法は抜本的な改正が必要です。