[ワシントン 17日 ロイター] - メキシコのグアハルド経済相は17日、米国を除く11カ国での環太平洋経済連携協定(TPP)について、来月ベトナムで開催するアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で、市場アクセスをどう維持するかについて意見を統一したいと述べた。

北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の第4回会合後、記者団に述べた。

同相は「APEC会議では、TPP11に参加するAPEC首脳の間で(合意を)締結、もしくは意見を統一できると強く期待している。TPPの市場アクセスという野心を維持したい」と発言。

「もちろん、11カ国の作業となるため、1カ国か2カ国は意見が異なるかもしれない」と述べた。具体的な国名は挙げなかった。