【フィリピン】若者の職能強化が必要、デロイト報告書[経済]
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これは戦後人口増加に対応して教育を疎かにしてきたツケである。特に公教育は惨憺たる惨状と言っていい。教師の不足もさることながら教室が足りないのだ。日本では公教育を支えたのはPTAである、私の親の世代が学校にないもの、必要なものを保護者が買い揃え校舎の補修をしグラウンドを綺麗にした。窓ガラスが割れればガラス屋のおっちゃんがただで補修したのだ。だが、フィリピンではこれが機能しない。特に貧困層が多い地域ではひどい。しかしながら中間以上の所得層が行く私立学校は比較的設備も揃い(日本とは比べられないが)運営されている。ただし年間100万円近い費用がかかる。公教育が有料である為父兄の負担が大きいのだ。又、生徒数の多さも半端でない。午前と午後の二部制だから街には一日中子供が走り回る事態になる。その中には学校に行かない子供達も含まれる。ギャングの温床にもなる。ドゥテルテ大統領は無償化ななど進めてはいるが中々進まない。
大学出ても割り算が出来ない人が生まれる。それが実情だ。