百貨店業界「冬の時代」に変化? 高島屋の売上は好調だが…
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インバウンドの蓋を開けてみると、大半が中国によるもの。韓国が大打撃を食らったように、政治カードで中国政府が日本へは行くなということで旅行代理店などに指導したら、百貨店の売上も大幅に落ちるでしょう。韓国ロッテは中国にある百貨店部門の売却まで始めています。日本は人口1.25億人だから、政府が民間の決め事に介入するということはイメージ湧きにくいと思いますが、中国は常套手段。良い悪いという議論ではありません。さぁー、百貨店業界はどうするのか?中の人達は勿論次の一手を考えていることでしょう。
でも、ビジネスとして、機能がないと利益は生まれないし、続かない。百貨店無くなって、クリティカルに困る人は誰だろう?そんなにまだ必要なのだろうか?短期的に好調でも、消費者にとって百貨店が品揃え豊富な商業施設に留まるなら、構造的にECに対して勝ち目はない。
高級を取り揃えインバウンドを取り込むか、圧倒的な話題性に富むコト体験を提供するか、どちらにしろ分かりやすく色を出していったほうが良いと思う。インバウンドは長続きしないだろうし、売上が低迷した前年に対してプラスになっただけで冬の時代が終わったとは見ない方がよい。人口減少に伴う都市部への人口流入が増加する中で、住まいの近くで自店を中心に消費行動を完結させられるような街づくりを目指すのでしょうか。そう上手くいくのかな。