アマゾンによる新たな破壊:MBA生の大量採用
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コメント
注目のコメント
強さの現れである一方、ここでも勝ち過ぎ批判がでて来そうなニュアンスがありますね。
消費者メリットは別にして、一強が経済の強さにつながるのか、それとも活力を削ぐのか、論点になってきています。「アマゾンは従業員に多くを求める企業文化で知られているが、ウォール街の金融機関や大手コンサルで働いた経験を持つMBA取得者らにとっては、仕事量の比較ではアマゾンの方が対応可能なように見えるという。」(記事引用)
米国のビジネススクールは、その時代にもっとも勢いのあるリクルーターが大量に優秀な学生を獲得する。最も優秀で野心ある学生は、自ら起業する傾向があるが、その次のレイヤーは、高給で働き甲斐があり、次のキャリアにステップアップしやすいコンサルティングファームやインベストメントバンクに就職する時代が長く続いたと思う。Amazonの大量採用ニュースで注目したのは、引用にあるワークライフバランスの要素。米国のいまのMBAたちのマインドがどのようなものか、その一端が垣間見えて興味深い。本当のバランスを考えるなら、仕事と生活だけでなく、利益と社会、消費と環境、生産と人権など、SDGs(持続可能な開発目標)に積極的に取り組む就職先が優先的にリストアップされるだろう。アマゾンがMBA生を大量に青田買いしているとのこと。
「カーネギーメロン大学テッパー経営大学院では、MBA課程を卒業する学生の10〜15%に当たる25〜30人が、ジェフ・ベゾス氏率いるアマゾンに入る」