「シーテック」開幕−ＩｏＴ・ＡＩ・ロボットの出展目立つ

コメント

注目のコメント

• 萩原 一平

  NTTデータ経営研究所 エグゼクティブ・オフィサー

  ・2017年10月04日

  昨日、行って来ました。久しぶりに行きましたが、一時期に比べ、大手電気メーカーのブースもこじんまりしている感じだし、人の入りもそんなに混んでいなかった。確かにIoT、AI、ロボットなどが多かった。いずれもすごく進んでいるという印象の展示はあまり無かったかなぁ。
  ただ、ホンダやSMBCなどコンシューマーエレクトロニクスとは一見無縁な会社も出展しており、消費者を中心にビジネスエコシステムを考えると、業種という概念は自らを縛るものでしかないのかなとも感じた。
  個人的にはシャープが参考出品していた29インチの8Kに目が止まった。8Kっていうと巨大なスクリーンで日本の家には置けないなと感じていたのですが、技術的にはここまで来ているんだと感心した。
  まずは医療用からだろうけど、これならクリニックにも置けるし、後は制度の問題かな。日本はいつもここで足踏みするので、頑張って欲しい。それか、親会社はグローバル企業だし、手術ロボットのダヴィンチみたいなのと組み合わせで海外展開が先かな。
  あとは、東海光学というメガネのレンズメーカーが参考出品していたドライ電極の簡易脳波計だ。メガネレンズメーカーが脳波計の開発までやる時代になった。日本では簡易脳波計の研究開発はあまり進んで無いので、頑張って欲しい。