世界と日本の金融教育を徹底比較!日本はどうあるべき?
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教育者の1人として,「ないない」話を聞くたびに耳が痛い。
金融教育ですが,児童に身に付くレベルではやっていません。
本文中にあるように,金融機関や税務署などにお願いして授業をお願いすることはできますし,自分自身も行っています。
ただ,時間が圧倒的に足りません。本文中でも約85%の先生が時間がないと答えています。現在,学校では金融教育の他に,環境教育,食育,情報モラル教育など,教科書+アルファの教育が多く求められており,時間が足りません。正直,抜本的なカリキュラムの見直しをして,「減らす」ことをしなければいけないと思います。
また,日本ならではの問題も原因として挙げられます。
日本は,家庭内で性と金にかかわる話になると,突然ブラックボックスになる。(正確に言うと,親自身もわからない。)授業後,「家でも話してみてね。」と言ったら,だいたい親からクレームが入ります。
仕方がないので,私は,朝や帰り,給食など,合間を見つけては色々な話を,「先生はね…。」と自分の話として伝えています。
その結果,子ども達はそれしか覚えていませんが…公共教育で金融教育をできれば一番いいのですが、小学生〜高校生までは基本的に「受験勉強」で忙しいですよね。
また、金融リテラシーがないことで困っているのは、クレジットカードで破産したり、老後の資産形成ができていなかったりする大人だとも思います。
そのため、金融教育は子供ではなく大人に実施するほうがいいのではと思っています。
それを事業にすれば一番いいですよね。「どんな事があっても、自分で創意工夫していくマインドセットと、
情報をイン・アウトするための言語能力だけ教える」
正直、これだけで十分じゃないですか。
VALU、タイムバンクなどに見られるように、経済の枠組み自体が
そもそも、変化しつつあります。
今ワークしている「金融教育」も、ワークしなくなる確率って少なくないはず。