ソフトバンク:資産運用部門創設へ、3000億ドル規模目指す-関係者
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注目のコメント
ソフトバンクグループ(9984)が資産運用部門の強化を狙っているとブルームバーグが観測しています。現状のビジョンファンド930億ドルを取り込んで3倍の総運用資産額を目指すとのこと。
少し前までのソフトバンクは、規制産業である通信産業をキャッシュカウにしながら、投資有価証券の含み益と財務レバレッジを有効活用して投資進めるスタイルでした。
しかし最近は投資が前面に出るようになりました。”シンギュラリティを迎えあらゆる産業が再定義される”と頻繁に語る孫さんには、多くの有望なベンチャーがリストアップされ、目の前にある投資の機会を逃したくないという思いが強いのではないでしょうか。
ファンドの投資先が出揃う頃には孫さんのビジョンが私にも見えてくることでしょう。しかしベンチャー投資中心になると思いますのでソフトバンク株主や同ファンドの投資家は長い目で投資成果を見守る必要がありそうです。
ご参考(追記)
先ほど別の記事のコメントを書く際に、皆様の参考になると思った記事がこちら。いわゆるdisruptiveなユニコーンが増えている昨今、プライベートエクイティが美味しいというふうに(やや大雑把ですが)解釈できます。
https://newspicks.com/news/2502359?ref=search&ref_q=IPO%E3%81%A7%E3%81%AE%E9%AB%98%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3%EF%BC%9F%E6%9C%9F%E5%BE%85%E3%81%AF%E7%A6%81%E7%89%A9&ref_t=topソフトバンクの総資産額を見るとDoCoMoやKDDIをはるかに凌駕しています。DoCoMoの純資産の溜め込みようを見ると日本企業のダメな縮図を見ているようでうんざりしますね。
ソフトバンクは現状でも、日本という世界最低の金利水準の国でレバレッジを掛けて、それを外貨転換して米国中心に世界中に投資する世界最大の円キャリー投資家だけど、それをさらに強化するということか。スプリントへの投資では金利差だけでなく、1ドル80円位で入って為替でも大きなアービトラージ取ったから、どれ位の為替水準で大規模に日本円調達するのか、為替のプレーヤーとしても注目されそう