【衆院解散】「リベラル派は排除する」 希望・小池百合子代表が明言
コメント
注目のコメント
「安全保障、憲法観といった根幹部分で一致していること」だけでなく、人権観や民主主義についても一致していることが、「政党構成員としての必要最低限」だと思う。外交方針についても一致していなければならない。改憲を目指すことだけが目的の単一目的政党。党の綱領が明示されなければ、小池さんの私的談話が党の方針となる私政党でしかない。
小池さんは、核武装に賛成していて、民主主義・立憲主義・自由主義のすべてに反対する日本会議のメンバーでもある。小池私党である「希望」がめざすものは、小池さんの極右政治思想の断片であり、思想の全体は、おそらく安倍首相のそれよりも右であろう。「リベラル」派や人権派、庶民派が相入れられる余地はない。
ひょっとしたら、現代のリバイアサンは、安倍首相ではなく、この人かもしれない。小池さんを生み出した東京都民は、ヒトラーを生み出したミュンヒェン市民と同じ類いの責任を負ってしまった。都知事は総理大臣への踏み石でしかなかい。所詮、国政レベルでは役立たない都民ファーストは捨て石だろう。寛容な保守は単なる言葉のあや。自国の防衛や軍事の面で、世界と日本のリベラルは全く別物です。リベラルの本場といってもいいフランスでは、他国のひどい人権侵害には軍事介入やむなし、とする政府の策も支持されますが、日本のリベラルは自国の防衛や軍事を完全否定する傾向があります(リベラル全員ではないです、念のため)。
昔は「保守と革新」などと言ったものですが、今では「革新(reform)」と言ってもピンとこないので、日本でも左翼・左派はカッコつけて「リベラル」と呼んだりするようになりました。(「保守」というラベルもかなり混乱してるようですが)
その意味で、そもそも本当に日本に「リベラル」なんてものがあったのかさっぱりわかりませんが、従来の図式における左派の潮流にいた人というならば、存在していますね。
というか、産業構造で言えば、左右対立とは労使対立であり、外交政策では、西側東側(おもに米中)対立であって、真にイデオロギーの対立(人間の理性に対する態度の違い)でリベラルの人なんてどれだけいるのでしょうか。
不毛なカテゴライズが続きます。
![アプリをダウンロード](/resources/images/banner-app-download.png)